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トラックの燃費を向上するには?トラックの燃費をよくするために

トラックドライバーや経営者の頭を悩ませるトラックの燃費。
トラックは普通車と比較しても燃費がいいとはいえず、トラックドライバーの多くは、少しでもトラックの燃費を向上させたいと感じていることでしょう。
燃費を向上させるためには様々な工夫が必要ですが、その前に、トラックの燃費に関する情報を押さえておくことが必要です。
燃料代を減らすことができれば、トラックのメンテナンスにお金を回せますし、トラック買い替えの頭金にすることもできます。
ここではトラック業界に携わって30年以上の実績を誇る関西トラックスがトラックの燃費を向上させるポイントをご紹介します!
トラックの燃費について

平均燃費を知る
現在乗っているトラックの平均燃費を知らなければ、燃費に気を使っていても燃費が向上しているかどうかわかりません。 まずは現在の平均燃費を知る必要があります。近年のトラックには平均燃費表示が付いているものもあるので、現在の燃費を覚えておきましょう。
トラックの大きさによる燃費一覧
- 小型トラック(2t)・・・10㎞/L
- 中型トラック(4t)・・・7㎞/L
- 大型トラック(10t)・・・4㎞/L
それぞれの平均的な燃費を見ていただくとわかるとおり、積載量の大きなトラックになるほど燃費は悪くなります。 そして運転の傾向や年式などによっても燃費の良し悪しが変わるのです。同じ条件でも小型トラックに比べて大型トラックは約2倍のガソリンを消費することがわかります。
もしトラックに燃費表示がついていない場合は計算式から燃費を算出できます。
トラックの燃費の燃費の計算式
計算式は以下の通りです。
走行距離(km)÷使用した燃料(L)=平均燃費(km/L)
実際に燃費を求めるには?
実際に燃費を算出するためには、走行距離を控えてなければならなりません。
- まずは満タンになるまで燃料を給油(同時にトリップメーターをリセットしておくか、オドメーターをメモしておきます。)
- 燃料が少なくなるまで走行し、再度満タンまで燃料を給油する
- 先述の計算式にあてはめて算出する。満タン時からの走行距離(km)÷再度満タンにした際の燃料(L)=平均燃費(km/L)
一度だけ計算するよりも、給油のたびに燃費計算する習慣をつけておきましょう。燃費の数値は毎回違うので、何回も算出した燃費のさらに平均値を求めることでより正確な平均燃費を知ることができます。
燃費が向上する運転
運転方法でも燃費は変わる
トラックを運転する際、すこし工夫して運転することを心がけるだけで、ぐっと燃費が良くなります。トラックの燃費を向上させる具体的な運転方法を紹介します。

一定速度を保つ
急な加速や減速を行うと、通常時よりも多くのエネルギーが消費されます。 できる限り一定の速度を保つことで、少ないエネルギーで進み続けることができます。
シフトアップは早めに
シフトアップとは、シフトレバーを切り替え低いギアから高いギアへ上げることです。
低いギアのままアクセルを最大に踏み込んでいるとエンジン回転数が高くなり、通常運転の3倍の燃料を消費すると言われています。発進や加速の際は燃費を大幅に消費するため、できる限り低いギアで引っ張る運転は控え、早い段階でシフトアップするようにしましょう。
必要以上にスピードを出さない
速度をあげることにより空気抵抗が増えると、走行に余計なエネルギーが必要となり、その分ガソリンが必要となります。また、スピードを出す際にアクセルを踏み込むとエンジン回転数も上がります。回転数が上がるということは燃料の消費も比例して増えているということになるので、必要以上にスピードを出すことは燃費が悪くなる要因の一つとなります。
ある程度まで加速した後は、一定速度で走るようにしましょう。高速道路などでは自動で速度を一定に保って走行するシステム「クルーズコントロール」を使用するのもいいですね。
燃費が向上するメンテナンス

メンテナンスも大切
運転方法だけでなく、エンジンオイルやタイヤなどのさまざまなパーツの状態がトラックの燃費に大きく影響してきます。トラックのメンテナンスを定期的に行うことによって、燃費を向上させることが可能です。トラックの燃費が向上する具体的なメンテナンス方法を紹介します。
タイヤ
トラックのタイヤを適切な状態に保つことで、燃費向上に大きな効果が期待できます。
トラックのタイヤの空気圧は定められた値があり、空気圧が極端に低いと、路面とタイヤの接地摩擦が大きくなりタイヤの「転がり抵抗」が増えて燃費が悪化してしまいます。
しかし、空気圧を上げすぎるとタイヤが偏摩耗してしまうこともあるため、適正な空気圧を保つことが大切です。空気圧の適正値は、一般的に運転席のドアの開口部に記されているので月に1度はチェックするようこころがけましょう。
エンジンオイル
定期的にエンジンオイル交換を実施することはエンジンの状態を良好に保つだけでなく、燃費の向上にも期待できます。
汚れたエンジンオイルでは、本来の潤滑作用やエンジンを洗浄する能力が最大限発揮できないため、徐々にエンジンの負担が大きくなり、燃費の悪化につながってしまいます。
運転の仕方にもよりますが、適正な時期を守ってオイル交換を実施することで、燃費を高い水準で保つことが可能になります。
燃費が良くならなかったら...

トラックの燃費は、静かな運転をこころがけ、メンテナンスを定期的に行っていればおのずと改善されてきます。しかし、あまりに年式の古い車両などといった場合は、自身の努力ではカバーしきれないこともあり、最終的には買い替えを検討されることもあるかと思います。
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